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イベント

研究集会

研究集会

JST CREST 「設計の新パラダイムを拓く新しい離散的な曲面の幾何学」戦略会議(特別講演・一般公開)
日時
2020年12月25日(金)
会場
遠隔(Zoomによる開催)
参加を希望される方は以下のリンクより参加登録をお願いいたします(リンクは後日公開)。
ご登録いただいた方にはZoomのミーティングリンク等をお知らせいたします。
講演者
特別講演:
宮本 好信(愛知工業大学)「TBA」
藤田 慎之輔(北九州市立大学)「微分幾何学を足掛かりとする様々な構造形態創生手法とその社会実装へ向けた展望」
12月25日

戦略会議・特別講演(一般公開)

  • 13:00 - 14:00

    TBA

    宮本 好信(愛知工業大学)

  • 14:15 - 15:15

    微分幾何学を足掛かりとする様々な構造形態創生手法とその社会実装へ向けた展望

    藤田 慎之輔(北九州市立大学)

    <概要>
    近年,最適化手法を用いて,一定の合理性を持った建築形態を創出する手法が発展し, コンピュテーショナルデザインとして一分野を確立しつつある。建築構造物に要求される性能は, 意匠性,施工性,構造合理性,経済性,快適性,環境性など非常に多岐にわたるが, 特に構造合理性については,数学的定量化になじみやすい側面があるため, 特にシェルなどの形態抵抗型の建築構造物に対して,最適化手法により力学的合理性の高い建築形態を得る, いわゆる構造形態創生手法に関する研究が数多く行われている。 シェル曲面の幾何学的な性質は,力学的合理性と強い相関があることはもちろんのこと, 施工性などの非力学的性能とも密接な関係にある。 本発表では,主にシェル構造物を対象とした構造形態創生手法のうち, 特に微分幾何学に基づいた幾何学的な制約を付加することで様々な非力学的性能を定量的に評価する試みについて紹介する。 前半では,シェルのジオメトリを連続曲面として扱った, すなわち離散ではない微分幾何学に基づいた構造形態創生事例を中心に紹介する。 その後,シェルのジオメトリを離散曲面として扱ったものとして,面勾配の変化量に着目した形状制御汎関数を利用した構造形態創生手法について紹介する。 最後に,自身の研究を含む研究成果の社会実装に向けての展望と, 研究成果を含む様々な数値計算手法をソフトウェアとして実装する際のプラットフォームとなることを期待して開発を進めている建築構造解析ソフトウェアについて紹介する。
実行委員
梶原 健司(九州大学)(委員長)
大崎 純(京都大学)
本間 俊雄(鹿児島大学)
横須賀 洋平(鹿児島大学)
三浦 憲二郎(静岡大学)
前川 卓(早稲田大学)
三谷 純(筑波大学)
井ノ口 順一(筑波大学)

本研究集会は
・CREST研究領域「数学・数理科学の連携・融合による情報活用基盤の創出と社会課題に向けた展開」2019年度採択課題 「設計の新パラダイムを拓く新しい離散的な曲面の幾何学」の支援を受けて開催されます。

主催

ー 問い合わせ・連絡先 ー
〒819-0395 福岡市西区元岡744
九州大学マス・フォア・インダストリ研究所
数理・IMIプロジェクト事務室 朝永
E-mail:crest-ed3ge-admin"at"imi.kyushu-u.ac.jp("at"は@に変更してください)