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イベント

セミナー・研究集会・その他のイベント

セミナー

第11回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2023年11月15日(水) 15:00-16:30
講演者
熊谷 駿 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
形式
対面
場所
九州大学伊都キャンパスウエスト1号館C棟5階C503小講義室
タイトル
リーマン面のモジュライと多角形の貼り合わせの幾何学
概要
与えられた位相曲面Rに入るリーマン面の構造をパラメトライズするタイヒミュラー空間T(R)は, Ahlfors-Bersらの擬等角写像論の帰結として単連結な複素多様体の構造を持つ. ここでT(R)の余接空間はRを「多角形の貼り合わせの曲面」として実現する方法(平坦構造、並進構造)のバリエーションの全体とみなすことができる. 平坦構造の自己アフィン対称性の群であるVeech群はそれ自体も複雑なものとして興味深い(Edwards-Sanderson-Schmidt 2022 etc.)だけでなく, アフィン変形族がつくるモジュライ空間内の代数曲線が特別な数論的性質(M\"oller, 2005)をもつことが知られている. 本講演ではこれらについて紹介する.
第2回 京都CREST ED3GEセミナー
日時
2023年8月30日(水) 15:00 - 16:30
講演者
Romain MESNIL (Associate Professor at Ecole des Pont Paristech)
形式
ハイブリッド型(対面とオンライン(Zoom)の併用)
参加登録料
無料
参加登録方法
Google フォームに登録するか,メールを送る.
参加登録 Google フォーム:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdf5g47Hb8hVbu-gznCMAdY1JgSQwtDO-CMSD8W7Geh4SqyPw/viewform
メールアドレス: hayashi.kazuki(at)archi.kyoto-u.ac.jp

オンラインで参加する場合はZoomフォームに登録する.
参加登録 Zoomフォーム:
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZUvdeuoqDwiH9YkFx8zjsVovM7b3sG5oJFN#/registration
京都大学 桂キャンパス C2-102講義室
場所
タイトル
構造形態における現在の課題 ( Current challenges in structural morphology )
概要
In 2010, Andrew Borgart identified the main challenges for the decade to come for the Structural Morphology Group of the International Association of Shell and Spatial Structures. He summed up these challenges in the form of three questions, left open for researchers and practitioners:

1) Do we need computational design tools, black boxes, or a greater understanding? 2) Do form‐finding and optimization result in a required result and constructable design? 3) Do complex geometry structures need new structural typologies?

Since then, the field of architectural geometry has been profoundly transformed by key theoretical contributions in mathematics and computer sciences. The landscape of manufacturing for the construction industry is also rapidly evolving with digital fabrication and 3D printing. However, the profusion of design tools is not synonym of success in planning of complex structures, and the three questions remain fully relevant.

The aim of this talk is to reflect back on the challenges for structural engineers and architects. The specific case of gridshell structures and glazed envelopes is studied in depth. Regarding design tools, we show interesting relationships between descriptive geometry, a drawing technique developed in the 1700's, and conjugate curve networks on surfaces. Regarding optimization, we propose a novel point of view on optimization for load‐bearing capacity, and CAD‐based optimization for gridshell structures. The lecture will be concluded by the presentation of pavilions built to demonstrate the feasibility of the optimization workflow in a practical context.
ポスター
2nd Kyoto CREST ED3GE Seminar
第10回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2023年6月14日(水) 15:00 - 16:30
講演者
矢崎 成俊 (明治大学理工学部教授)
形式
対面のみ
場所
九州大学伊都キャンパスウエスト1号館D棟4階414号室 IMIコンファレンスルーム
タイトル
移動境界問題とその数値計算
概要
異なる媒質を隔てる境界面や境界線が時々刻々と変形する問題を移動境界問題という. 例えば,ステファン問題,ヘレ・ショウ問題,曲率流方程式の問題,結晶成長,燃焼現象などは,移動境界問題の典型的な例である.移動境界問題を積極的に使った画像輪郭抽出法も知られている. 一般に移動境界問題では,支配方程式を解くと同時に,移動境界自体も追跡することになる. 平面内の問題に限ると,動く曲線をどのように追いかけるのかが問題の主題である. 特に数値的に追いかけるには,例えば,動く曲線を動く折れ線で近似することが考えられる. どのように動く折れ線がよいのだろうか. 本講演では,今までに考えられてきた結果を振り返りつつ,現在の状況を紹介する. 目指すところは,数値的に安定で,精度がよく,しかも簡単な近似解法である.
第9回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2023年4月28日(金) 15:00 - 18:00
形式
対面
場所
九州大学伊都キャンパスウエスト1号館C512中講義室
講演者1
古郷 優平(北海道大学大学院理学院数学専攻)
タイトル
双曲型のsinh-Gordon方程式のリーマンテータ関数解の構成
概要
1982年の伊達悦郎の論文 Multisoliton solutions and quasiperiodic solutions of nonlinear equations of sine-Gordon type (Osaka Journal of Math) によるとsine-Gordon方程式の一般化であるPohlmeyer-Lund-Regge方程式のリーマンテータ関数解が構成でき,さらにその波動関数もBaker-Akhiezer関数を用いて表示できる. 今回,別の実形を考えることで双曲型のsinh-Gordon方程式のリーマンテータ関数解,およびその波動関数のBaker-Akhiezer関数による表示を得た.本講演では,その構成法について詳しく述べる. また,双曲型sinh-Gordon方程式は,ミンコフスキー空間の時間的平均曲率一定曲面の構造方程式であり,そのような曲面の構成や性質を調べることが今後の課題である.
講演者2
小林 真平(北海道大学大学院理学研究院)
タイトル
多次元正規分布の測地線と戸田型ラックス方程式
概要
情報幾何学において,統計的モデル(フィッシャー計量をもつリーマン多様体)の測地線の研究は重要である. 多次元正規分布がなす統計モデルに対しては,1987年にEriksenが巧妙な求め方を示した(講演で詳しく説明する). 本講演では,最初に等質空間のリーマン沈め込みとblock Cholesky分解を用いて,この「巧妙な」求め方が自然に理解できることを示す. 次に,中村のアルゴリズムを用いた測地線を求め方を説明する.ここで「中村のアルゴリズム」とは正定値対称行列のなすリーマン等質空間の測地線を求めるアルゴリズムを指す. 最後にblock Cholesky分解と測地線を用いた,戸田型のラックス方程式の存在を示す. このラックス方程式は,J.Moserが調べた非周期的有限戸田方程式に似ているが現時点ではっきりとした関係はわからない.
第8回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2022年6月10日(金) 10:30 - 12:00
講演者
Katrin Leschke (University of Leicester)
形式
ハイブリッド
場所
九州大学伊都キャンパスウエスト1号館C512中講義室
タイトル
Closing conditions for smooth and discrete curves and surfaces
概要
For geometric objects, whose compatibility equations form an integrable system, one can find solutions by introducing a spectral parameter and solving a linear system. I will use the examples of polarised curves and constant mean curvature surfaces to explain how the associated family of flat connections can be used to construct new, closed polarised curves and new closed constant mean curvature surfaces. When discretising the associated family, we obtain corresponding results in the discrete case.
第28回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2022年2月3日(木) 10:30 - 12:00
講演者
軸丸 芳揮 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
Relative differential geometry and thrust network analysis for self-supporting structures
第27回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2022年1月27日(木) 10:30 - 12:00
講演者
奥田 健斗 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
クリスタライン曲率流における非凸自己相似解の例
第26回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2022年1月20日(木) 10:30 - 12:00
講演者
安本 真士 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
離散・半離散等温曲面について(3)
第25回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2022年1月13日(木) 10:30 - 12:00
講演者
Graiff-Zurita Sebastian (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
Discrete LAC, some comments and definitions
第24回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年12月2日(木) 10:00 - 12:00
講演者
軸丸 芳揮 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
遠隔(Zoom)にて開催
タイトル
吊り下げ曲面のtwo-way netによる離散化について
第23回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年11月25日(木) 10:30 - 12:00
講演者
奥田 健斗 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
遠隔(Zoom)にて開催
タイトル
区分的に連続な曲線と曲面の幾何
第22回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年11月18日(木) 10:30 - 12:00
講演者
安本 真士 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
離散・半離散等温曲面について(2)
第21回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年11月11日(木) 10:30 - 12:00
講演者
Graiff-Zurita Sebastian (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
Approximation by planar LAC
第20回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年11月4日(木) 10:30 - 12:00
講演者
重富 尚太 (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
カライドサイクルの明示公式について
第19回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年10月28日(木) 10:30 - 12:00
講演者
軸丸 芳揮 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
遠隔(Zoom)にて開催
タイトル
吊り下げ曲線・曲面の釣り合い式と変分的特徴づけ
第18回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年10月21日(木) 10:30 - 12:00
講演者
奥田 健斗 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
折り目を許容した可展面の幾何学的特徴付けを目指して
第17回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年10月14日(木) 10:30 - 12:00
講演者
安本 真士 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
離散・半離散等温曲面について
第16回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年9月1日(水) 10:00 - 12:00
講演者
Graiff-Zurita Sebastian (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
On the approximation by LAC, first results
第15回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年8月24日(火) 10:00 - 12:00
講演者
重富 尚太 (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
半離散ポテンシャルmKdV方程式と半離散サイン・ゴルドン方程式のテータ函数解について
第14回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年8月11日(水) 10:00 - 12:00
講演者
軸丸 芳揮 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
内部境界をもつ線型Weingarten曲面の生成について(その1,CMCの場合)
第13回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年8月4日(水) 10:00 - 12:00
講演者
奥田 健斗 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
離散と連続をつなぐ基本的な幾何学理論の構築(IV)
第12回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年7月28日(水) 10:00 - 12:00
講演者
Graiff-Zurita Sebastian (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
On the approximation by LAC, first examples
第11回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年7月21日(水) 10:00 - 12:00
講演者
重富 尚太 (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
カライドサイクルの明示公式(第一部:双線型方程式)
第10回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年7月14日(水) 10:00 - 12:00
講演者
軸丸 芳揮 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
吊り下げ曲面の変分的定式化について
(On the variational formulation of hanging membranes)
第7回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2021年7月12日(月) 13:00 - 14:00
講演者
松浦 望(久留米工業大学)
場所
遠隔(Zoomウェビナー)にて開催
タイトル
離散キルヒホフ弾性棒の明示公式
概要
一次元弾性体の代表的な数理モデルであるキルヒホフ弾性棒は、オイラーの弾性曲線を一般化したもので、 その形状はヤコビの楕円関数によって記述されることが知られています。本講演では、 1999年にボベンコとスリスによって定義された離散キルヒホフ弾性棒が、楕円テータ関数で明示的に構成できることを報告します。 これは川久保哲さん(兵庫県立大学)との共同研究です。
第9回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年7月7日(水) 10:00 - 12:00
講演者
奥田 健斗 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
離散と連続をつなぐ基本的な幾何学理論の構築(III)(鞍点を持つ多面体)
第8回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年6月30日(水) 11:00 - 12:00
講演者
Graiff-Zurita Sebastian (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C503小講義室
タイトル
Algorithmic reconstruction of LAC
第7回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年6月23日(水) 10:00 - 12:00
講演者
重富 尚太 (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
半離散サイン・ゴルドン方程式の周期解の構成
第2回 京都CREST ED3GEレクチャー
日時
2021年6月22日(火) 15:00 - 17:00
講演者
舘 知宏(東京大学)
場所
オンラインにて開催
タイトル
折紙の曲面
概要
紙を圧縮すると座屈現象によって折り目のパターンが生じ、実質的な縮みを起こす。 この「実質的な縮み」を利用すればあらゆる曲面を折紙で構成できる。 本講義では、折紙の形作る曲面について、アート・数学・科学・工学を横断しながら解説する
第6回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年6月10日(木) 10:00 - 12:00
講演者
軸丸 芳揮 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
膜曲面としての極小曲面のCombescure変換
第5回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年6月2日(水) 10:00 - 12:00
講演者
奥田 健斗 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
離散と連続をつなぐ基本的な幾何学理論の構築(II)(立方体を例として)
第4回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年5月25日(火) 10:00 - 12:00
講演者
Graiff-Zurita Sebastian (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C512中講義室
タイトル
On the quest for space LAC, quick review of the planar case
第3回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年5月19日(水) 10:00 - 12:00
講演者
重富 尚太 (九州大学大学院数理学府)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
捩率一定曲線の明示公式とその離散化
第2回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年5月13日(木) 10:00 - 12:00
講演者
軸丸 芳揮 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
膜O曲面論と吊り下げ曲面について
第1回 伊都CREST ED3GE IMI定期セミナー
日時
2021年4月28日(水) 10:00 - 12:00
講演者
奥田 健斗 (九州大学マス・フォア・インダストリ研究所)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館5F Cブロック C502大講義室
タイトル
離散と連続をつなぐ基本的な幾何学理論の構築(I)(凹多角形を例として)
第6回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2021年3月31日(水) 15:00 - 16:00
講演者
山田 崇恭 (東京大学)
場所
遠隔(Zoom)にて開催
タイトル
数理と力学を基軸としたものづくりー幾何学的特徴に対する数理モデルの開発とその展開を中心としてー
概要
トポロジー最適化の基本的な枠組は,対象とする物理現象の状態変数により評価関数が定式化され,その支配方程式を制約条件に持つ最適化問題である. 例えば,ナビエストークス方程式や熱方程式を制約条件に持ち,その状態変数である流速や温度により,評価関数が定式化される. トポロジー最適化は,このような枠組であるから,製造条件などの幾何学的制約条件を適切に考慮することが困難である. このような課題に対して,講演者の山田は,製造条件などの幾何学的な条件を与えるための仮想的な物理モデル(偏微分方程式)を導入する考え方を提唱している. 本セミナーでは,これまでの最適設計に関連する研究成果を紹介するとともに, 仮想的な物理モデルの考え方と,幾何学的特徴に対する偏微分方程式の定式化に関する試みについて紹介する.
第5回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2020年10月12日(月)15:00 - 16:00
講演者
Wayne Rossman (神戸大学)
場所
遠隔(Zoom)にて開催
タイトル
Darboux Flow and Semi-Discrete mKdV Equation
概要
We connect smooth isoperimetric flows of discrete planar curves with (discrete) Darboux transformations of smooth planar curves, by switching the roles of the discrete and smooth parameters involved. In doing so, we define Darboux flows that include isoperimetric flows, and also give an alternate geometric interpretation for establishing the discrete potential mKdV equation.
第1回 京都CREST ED3GEレクチャー
日時
2020年7月15日(水)15:00 - 17:00
場所
遠隔(Zoom)にて開催
講演者
三木 優彰(東京大学)
タイトル
Graphic Statics(図法力学)における連続版と離散版の関係
概要
近年海外では特に構造力学の分野でGraphic Statics(図法力学)のリバイバルが見られる。 主に研究されているのはトラスやグリッドシェルに用いる離散版であるが、連続なシェル曲面に応用できる連続版もある。 本講義ではGraphic Staticsの離散版と連続版の関係について解説する。
第1回 京都CREST ED3GEセミナー(延期)
第1回京都CREST ED3GEセミナーは10月に延期となりました. 日程は確定次第こちらのページにてお知らせ致します.
日時
2020年4月22日(水)15:00 - 17:00
場所
京都大学桂キャンパスC2-102講義室
講演者
Seonho Cho (Seoul National University)
タイトル
Isogeometric optimal design of structures
概要
TBA
講演者
Takuya Terahara (Waseda University)
タイトル
Space?time computational methods for high-fidelity heart valve flow analysis with leaflet contact
概要
TBA
第4回 伊都CREST ED3GEセミナー(延期)
新型コロナウイルス感染拡大に伴い,第4回伊都CREST ED3GEセミナーは延期となりました. 皆様のご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます.
日時
2020年3月25日(水)14:30 - 15:30
講演者
梶原 唯加(京都大学大学院情報学研究科)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館7F Cブロック C716中セミナー室
タイトル
平面円制限3体問題の周期解の存在証明とその大域的性質に関する考察
概要
一般にn体問題は,解析的に「解けない」問題として知られている一方で,変分法を用いた特殊解の存在証明がさかんに行われてきました. そのきっかけとなったのはChenciner氏とMontgomery氏による等質量3体問題における8の字解(2000)の結果です. 本講演では,n体問題に関する先行研究について紹介したあと,私の修士論文の結果についてお話します. 具体的には,平面円制限3体問題において6種類の周期解を構成します. また,一般の3体問題とは異なる,制限3体問題特有の難しさなどにも触れながら,今後の課題についても言及します.
第3回 伊都CREST ED3GEセミナー(中止)
新型コロナウイルス感染拡大に伴い,第3回伊都CREST ED3GEセミナーは中止となりました. 皆様のご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます.
日時
2020年3月12日(木)15:30 - 17:00
講演者
James McCoy (The University of Newcastle, Australia)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館7F Cブロック C716中セミナー室
タイトル
High order curvature flows of plane curves with generalised Neumann boundary conditions
概要
We consider the parabolic polyharmonic diffusion and $L^2$-gradient flows of the $m$-th arclength derivative of curvature for regular closed curves evolving with generalised Neumann boundary conditions. In the polyharmonic case, we prove that if the curvature of the initial curve is small in $L^2$, then the evolving curve converges exponentially in the $C^\infty$ topology to a straight horizontal line segment. The same behaviour is shown for the $L^2$-gradient flows provided the energy of the initial curve is sufficiently small. In each case the smallness conditions depend only on $m$. This is joint work with Glen Wheeler and Yuhan Wu.
第2回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2020年1月30日(木)13:00 - 15:00
講演者
松浦 望(久留米工業大学工学部)13:00 - 15:00
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館7F Cブロック C716中セミナー室
タイトル
平面離散弾性曲線の明示公式
概要
弾性曲線は弾性エネルギーの臨界点として定義される曲線で、その曲率は楕円関数によって表示されることがよく知られています。 さらに例えばマンフォード (1994) が行ったように、弾性曲線の位置ベクトル成分も楕円関数で具体的に書くことができ、これを弾性曲線の明示公式と呼びます。 一方、弾性曲線の可積分な離散モデルとして、ボベンコとスリス (1999) による離散弾性曲線が知られています。 この講演では、ユークリッド平面内の離散弾性曲線に対する明示公式を導出します。
第1回 伊都CREST ED3GEセミナー
日時
2019年10月31日(木)13:00 - 14:00
講演者
松浦 望(久留米工業大学工学部)13:00 - 14:00
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館4F Dブロック IMIコンファレンスルーム
タイトル
離散曲面の離散曲率
概要
離散曲面に対する離散曲率はいろいろな人がいろいろな定義を提案していますが、本講演では 離散微分幾何の立場から、シュタイナーの公式に基づいて離散ガウス曲率と離散平均曲率を導入し、 いくつかの具体例を観察します。
主にTim Hoffmann氏らの論文(DOI:10.1093/imrn/rnw015)の紹介です。

研究集会

International Conference "Evolving Design and Discrete Differential Geometry - towards Mathematics Aided Geometric Design"
Date
March 10 (Mon.) - March 13 (Thurs.), 2024
Venue
Nishijin Plaza
2-16-23 Nishijin, Sawara-ku, Fukuoka-shi, Fukuoka-ken, 814-0002 Japan

詳しくはこちら

ワークショップ「極小曲面・離散曲面への複素解析と数値計算の応用」
日時
2023年5月27日(土) - 28日(日)
会場
九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館D棟4階IMIオーディトリアム(W1-D-413)

詳しくはこちら

ミニワークショップ「微分幾何・可積分系・形状生成」
日時
2023年2月16日(木)
会場
九州大学 伊都キャンパス ウエスト1号館D棟4階IMIオーディトリアム(W1-D-413)

詳しくはこちら

2020年度 AIMaP集会「離散微分幾何と有限要素法の融合,建築とCGへの応用」
日時
2020年12月23日(水)
会場
遠隔(Zoomによる開催)

詳しくはこちら

日本応用数理学会 2020年度年会 研究部会OS 幾何学的形状形成
日時
2020年9月7日(火)
会場
遠隔(Zoom)開催
概要
  • [研究部会OS] 幾何学的形状形成(1) 9:10-10:30
    1. 同一のcreaseとcrease patternをもつ「紙の曲線折り」について(梅原雅顕(東京工業大学・情報理工学院),佐治健太郎(神戸大学・大学院理学研究科), 直川耕祐(広島工業大学・情報学部情報工学科),本田淳史(横浜国立大学・大学院工学研究院),山田光太郎(東京工業大学・理学院))
    2. Rulingの配置を考慮した三角形分割による曲線折りの近似形状形成(佐々木好祐(筑波大学),三谷純(筑波大学))
    3. rulingを考慮しない四角形メッシュ分割を用いた曲線折りを含む可展面モデル生成(野川成己(筑波大学システム情報工学研究科),三谷純(筑波大学システム情報系))
    4. 三角形のねじり折りを用いたホール問題の解法(山本陽平(筑波大学情報システム研究科),中里陸(筑波大学情報システム研究科),三谷純(筑波大学情報システム系))
  • [研究部会OS] 幾何学的形状形成(2) 10:40-12:00
    1. Spherical Kaleidocycles on 3-sphere(Park Hyeongki (Kyushu University), Jakub Rondomanski (Free University of Berlin), Kenji Kajiwara (IMI, Kyushu University), Polthier Konrad (Free University of Berlin))
    2. 剛体折紙の折線パターンの最適化と近似曲面形状生成法(早川健太郎(京都大学),大崎純(京都大学))
    3. 曲線折りを有する仮設建造物の提案 -剛体変位による形状決定法と剛性評価-(有村崇(鹿児島大学大学院理工学研究科工学専攻建築プログラム修士1年))
    4. 平面弾性曲線の等周変形の楕円テータ関数による明示公式の構成(重富尚太(九州大学大学院数理学府),梶原健司(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所))
  • [研究部会OS] 幾何学的形状形成(3) 13:20-14:40
    1. カーネル法を用いたデータ点からの曲面の生成法(寒野善博(東京大学))
    2. グラフ曲面による形状表現を用いた連続体シェルの釣り合い形状設計法(堺雄亮(京都大学大学院工学研究科建築学専攻),大崎純(京都大学大学院工学研究科建築学専攻))
    3. Kirchhoffシェル要素を用いた初期曲げによる木質シェル構造の形状最適化(貞廣渉(鹿児島大学大学院理工学研究科工学専攻建築プログラム横須賀研究室))
    4. 測地線による木質グリッドシェル構造の幾何学的非線形解析 -NR法による釣り合い経路の追跡-(中島尚哉(鹿児島大学大学院理工学研究科工学専攻建築プログラム横須賀研究室))
  • [研究部会OS] 幾何学的形状形成(4) 14:50-16:10
    1. 離散Weierstrass型の表現公式(安本真士(大阪市立大学))
    2. クリスタライン変分問題に対するエネルギー極小解の一意性について(小磯深幸(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所),奥田健斗(九州大学数理学府))
    3. 区分的に滑らかな非等方的平均曲率一定超曲面の不安定性について(軸丸芳揮(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所),小磯深幸(九州大学マス・フォア・インダストリ研究所))
    4. 三浦の三角形(Miura's Triangle)(三浦憲二郎(静岡大学),Gobithaasan, R. U. (マレーシア大学トレンガヌ校),關根惟敏(静岡大学),臼杵深(静岡大学))
  • [研究部会OS] 幾何学的形状形成(5) 16:20-17:40
    産業利用のための特別なクラスの曲線・曲面 - 双方向循環型の形状設計プラットフォームに向けて【OS企画公演 80分】
    横須賀洋平(鹿児島大学),三谷純(筑波大学),梶原健司(九州大学),小磯深幸(九州大学),大崎純(京都大学), 鍛冶静雄(九州大学),前川卓(早稲田大学),三浦憲二郎(静岡大学)

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2019年度 JST CREST領域[数理的情報活用基盤] 採択課題キックオフ
国際研究集会「設計の新パラダイムを拓く新しい離散的な曲面の幾何学」
日時
2020年3月6日(金) - 3月8日(日) 《延期になりました》
会場
鹿児島大学工学部建築学科棟2号館01教室
〒890-8580 鹿児島市郡元1丁目21番24号
鹿児島大学郡元キャンパス
概要
  • 2020年3月6日(金)
    AIMaPセッション「離散微分幾何と有限要素法の融合.建築とCGヘの応用」
  • 2020年3月7日(土)
    AIMaPセッション「離散微分幾何と有限要素法の融合.建築とCGヘの応用」
    CREST ED3GEセッション
  • 2020年3月8日(日)
    CREST ED3GEセッション

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その他のイベント

CREST ED3GE 令和6年度第1回戦略会議 (一般公開・非公開)
日時
2024年6月15日(土) - 16日(日)
場所
筑波大学 総合研究棟B棟 1階 110室
スケジュール
■ 6月15日(土)
13:00 - 14:00 三谷グループ  (座長:前川先生)
14:05 - 15:05 横須賀グループ (座長:三谷先生)
15:10 - 16:10 梶原グループ  (座長:三浦先生)
16:15 - 17:15 特別講演セッション (中止)(座長:三谷先生)
大竹豊 教授(東京大学)
「産業応用における3Dスキャンデータ活用のための数理技術」
大竹先生がご体調を崩されたため,特別講演は中止になりました.
17:15 - 18:00 自由討論
19:00 - 21:00 懇親会

■ 6月16日(日)
9:00 - 10:00 大崎グループ  (座長:横須賀先生)
10:05 - 11:05 前川グループ  (座長:大崎先生)
11:10 - 12:10 三浦グループ  (座長:梶原先生)
12:10 - 12:30 自由討論
<< 昼休み >>
13:30 - 14:30 グループリーダー会議
14:30 - 16:00 自由討論
CREST ED3GE 令和5年度第2回戦略会議 (一般公開・非公開)
日時
2023年12月16日(土) - 17日(日)
場所
早稲田GCS 1F
スケジュール
◎12月16日(土)
13:00 - 14:00 前川グループ  (座長:大崎先生)
14:05 - 15:05 三浦グループ (座長:前川先生)
<< コーヒーブレーク >>
15:25 - 16:25 三谷グループ  (座長:三浦先生)
16:30 - 17:30 特別講演セッション(公開)(座長:前川先生)
Prof. Jianmin Zheng(Nanyang Technological University, Singapore, T-splineの発明者)
「An Overview of T-Splines and Their Role in Geometric Design」
17:35 - 17:55 自由討論
18:00 - 20:00 懇親会

◎12月17日(日)
09:00 - 10:00 梶原グループ  (座長:横須賀先生)
10:05 - 11:05 大崎グループ  (座長:梶原先生)
11:10 - 12:10 横須賀グループ  (座長:大崎先生)
<< 昼休み >>
13:00 - 14:00 双方向循環ツールの説明 (早川先生)
14:05 - 15:00 グループリーダー会議
15:00 - 16:00 自由討論
CREST ED3GE 令和5年度第1回戦略会議 (一般公開・非公開)
日時
2023年6月17日(土) - 18日(日)
場所
静岡大学浜松キャンパス工学部1号館31番教室
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集合写真
集合写真
スケジュール
◎6月17日(土)
13:00 - 14:00 三浦グループ  (座長:梶原先生)
14:05 - 15:05 横須賀グループ  (座長:三谷先生)
15:10 - 16:10 梶原グループ  (座長:三浦先生)
16:15 - 17:15 特別講演セッション (公開) (座長:三浦先生)
吉田典正 教授(日本大学生産工学部)
「Log-aesthetic curvesの一般化,傾きの可視化,高品質近似に関する研究」
17:15 - 18:00 自由討論

◎6月18日(日)
09:00 - 10:00 大崎グループ  (座長:横須賀先生)
10:05 - 11:05 前川グループ  (座長:大崎先生)
11:10 - 12:10 三谷グループ  (座長:前川先生)
<< 昼休み >>
13:30 - 14:30 グループリーダー会議
14:30 - 16:00 自由討論
連続講演「ヴィラソロ代数のフォック表現」
日程
2022年5月29日(月) - 30日(火)
講演者
山田 裕史 (岡山大学名誉教授)
形式
対面開催
場所
九州大学伊都キャンパスウエスト1号館 D棟4階414号室 IMIコンファレンスルーム
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概要
大学を定年退職した年寄りの私が20代の頃から興味を持って,折に触れて接してきた「ヴィラソロ代数」という無限次元のリー環について3回にわたってお話ししたい. ヴィラソロ代数の構造論,一般の表現論に関しては他に講義適任者がいるだろうし,庵原ー古閑という成書もあるので私の話題ではない.今回は「フォック表現」と呼ばれる特別な,見やすい一連の表現について具体的な計算結果をお伝えする.時間的な制約などから定理の証明は省略することが多い.
スケジュール
5月29日(月)
【第1回】14:50 - 16:20
ヴィラソロ代数のフォック表現を与え,その特異ベクトルとして特別なシューア函数が現れることを示す.既約指標を眺めることによりフォック表現の既約分解が完成する.(変形)KP方程式系の広田表示との不思議な関係にも言及する.
5月30日(火)
【第2回】10:30 - 12:00
ヴィラソロ代数の「被約フォック表現」の考察に必要なシューアQ函数について入門的な解説を行う.パフィアンとか対称群のスピン指標などがキーワードである.
【第3回】14:50 - 16:20
被約フォック表現を考察する.Q函数が縦横に活躍する様をご覧いただきたい.カッツムーディリー環との関連もあり,(非被約)フォック表現よりも組合せ論的な性質が好ましい.BKP方程式系の広田表示が得られる.
CREST ED3GE 令和4年度第2回戦略会議 (一般公開・非公開)
日時
2022年12月10日(土) - 11日(日)
場所
京都大学 吉田キャンパス 総合研究9号館 4階 N8講義室
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スケジュール
◎12月10日(土)
09:10 - 10:10 横須賀グループ (座長:大崎先生)
10:15 - 11:15 大崎グループ  (座長:横須賀先生)
11:20 - 12:20 梶原グループ  (座長:關根先生)
<< 昼休み >>
13:30 - 14:30 三浦グループ  (座長:梶原先生)
14:45 - 15:45 特別講演セッション① (公開) (座長:鍛冶先生)
岩本 憲泰 助教 (信州大学繊維学部機械・ロボット学科)
「平均曲率一定曲面から出発する曲面形状ロボットのモデル化と制御」
16:00 - 17:00 特別講演セッション② (公開) (座長:張先生)
Prof. Simon Guest (Dept. of Engineering, University of Cambridge)
「Counting and the rigidity of periodic frameworks」
17:00 - 18:00 自由討論

◎12月11日(日)
09:30 - 10:30 前川グループ  (座長:三谷先生)
10:35 - 11:35 三谷グループ  (座長:前川先生)
11:35 - 12:00 自由討論
<< 昼休み >>
13:00 - 14:00 グループリーダー会議
14:00 - 17:00 自由討論
京都大学 建築構造学講座 (特別講演 [Prof. Olivier Baverel])
日時
2022年6月17日(金) 16:00 - 18:00 (日本時間)
講演者
Olivier Baverel (Professor at ENSA Grenoble and Ecole des Pont Paristech)
タイトル
How differential geometry can help to make sustainable architectural structures
(微分幾何がどのようにして持続可能な建築構造を作る手助けとなるか)
講演概要
From one architectural structure to another, with an equivalent program, we observe up to a factor of 10 on the environmental impacts. The differences come from the design choices in the form and structural typology. These choices of form and structure are also dependent on the choice of material and constructive technology. To move towards an economical design, it is, therefore, necessary to master these parameters and their interactions in order to find a compromise and allow creativity and structural innovation. Original methods have thus been developed by O Baverel and his team (Navier, Thinkshell) to generate shapes and geometries with specific constructive properties combining technological simplicity, and mechanical efficiency to give architectural structures with limited environmental impact.
講演形式
オンライン (zoom)
申込 (無料)
以下までご連絡ください。

林和希
hayashi.kazuki(アットマーク)archi.kyoto-u.ac.jp
Webサイト
Webサイト (日本語) は こちら
Webサイト (英語) は こちら
CREST ED3GE 令和4年度第1回戦略会議 (一般公開・非公開)
日時
2022年6月4日(土) - 5日(日)
場所
TKPガーデンシティ鹿児島中央 (屋久島) & 遠隔 (Zoom) のハイブリッド開催
参加登録
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ポスター
特別講演会 (公開セッション) の ポスターはこちら
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スケジュール
◎6月4日(土)
09:15 - 10:00 横須賀グループ (座長:大崎先生)
10:15 - 11:00 大崎グループ  (座長:横須賀先生)
11:15 - 12:00 梶原グループ  (座長:三浦先生)
<< 昼休み >>
13:00 - 13:30 親睦企画 (対面)
13:30 - 14:15 三浦グループ  (座長:梶原先生)
14:30 - 15:30 特別講演セッション① (公開)
水谷 圭佑 氏 (日建設計 Digital Engineering Lab)
15:45 - 16:45 特別講演セッション② (公開)
川口 健一 教授 (東京大学生産技術研究所)
17:00 - 18:00 グループリーダー会議

◎6月5日(日)
10:15 - 11:00 前川グループ  (座長:三谷先生)
11:15 - 12:00 三谷グループ  (座長:前川先生)
<< 昼休み >>
13:00 - 18:00 フリーディスカッション
連続講演「非線型微分方程式の組合せ論」
日程
2022年2月16日(水) - 18日(金)
講演者
山田 裕史 教授(熊本大学大学院先端科学研究部)
形式
対面+オンライン(Zoom) ハイブリッド形式
場所
九州大学伊都キャンパスウエスト1号館 D棟4階413号室 IMIオーディトリアム
参加登録
オンライン参加の場合,以下から登録をお願いします.
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概要
浅瀬の波を記述するKorteweg-de Vries方程式はその見掛けとは裏腹に豊富な数学的構造を内包する. 本講義ではKdV方程式のいくつかの側面に触れ,その組合せ論的な特性にアプローチする. 線型常微分作用素の分解を通して,非線型微分方程式とグラスマン多様体が結びつくというよく知られた事柄を出発点とし, KdV方程式の広田型双線型形式に関する観察結果を述べることを目的地としたい.
スケジュール
◎2月16日(水)
【第1回】14:50 - 16:20 (常微分方程式とグラスマン多様体)
◎2月17日(木)
【第2回】10:30 - 12:00 (時間発展の導入)
【第3回】13:00 - 14:30 (ラックス形式)
【第4回】14:50 - 16:20 (シューア函数)
◎2月18日(金)
【第5回】10:30 - 12:00 (ヴィラソロ代数のフォック表現)
【第6回】13:00 - 14:30 (KdV方程式系の広田表示)
CREST ED3GE 令和3年度第2回戦略会議 (特別講演・一般公開)
日時
2021年12月20日(月) 10:00 - 11:00
講演者
原田 利宣 (和歌山大学,教授)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館4F Dブロック D413 IMIオーディトリアム
& 遠隔(Zoom)にて開催
タイトル
デザイナーの求める美しい曲線・面とデザイン,および形成外科手術への曲線研究の応用
概要
講演者は1990年に自動車デザイナーとして,自動車の外形デザインにおける造形,曲面設計に携わり,1993年からは曲線面に関する視覚語創出研究に従事してきた. 本講演では,30年近くの曲線面研究において,明らかになったこと,将来への発展に向けてどのような課題が残っているのかについて概要を述べたい.

デザイナーは,立体デザイン,グラフィックデザインを問わず,視覚語をデザインにおける単語(もしくはそれが組み合わさったイディオム)として, 概念(意図)に合わせて組み合わせて(統語法),デザイン対象を創造してきた.よって,曲線創成においても単語が必要という発想で考えたのが,対数美的曲線である. 平面曲線と同様に,空間曲線,曲面における単語探しも十数年にわたって研究を行ってきたが,可能性のある候補の導出は可能であったが,体系化は難しいこともわかってきた. 空間曲線においては,曲率,捩率の変化の位置が多様であること,曲面においては不具合が生じるパラメータの組み合わせや数値の範囲は明らかになるが, それは視点,注視点に依存するため,絶対的なものではないことをわかった.このような一連の研究も併せて概説したい.

次に,本曲線面の研究を形成外科手術に応用した例を紹介する.これは人の顔をケーススタディにして,単語,イディオム探しをしたものと理解してほしい. 人間らしい耳介形状とは何か,日本人らしい鼻の形とはどのようなものか,そこにはどのような単語やイディオムがあるのかということである.これらの研究成果を通して, 人の顔にもイディオムが重要であることが示された.またこれらの結果を用いて多くの形成外科手術も行い,良い結果も得られている.これは人の顔の曲線における単語単体よりも, その組み合わせであるイディオムに意味があることを示唆している.これは工業デザインにも通ずることであると考えている.

このように単語の創出,イディオムの探索,それと関連する概念(意図)の明確化こそが,デザイナーが積極的に利用してくれるだろう新しい曲線や曲面創成方法開発の鍵を握っていると考える. 単語の創出が難しい場合は,不具合が生じそうな場所の特定や,過去の作品や数学における各種モデルから利用可能な単語やイディオムを抽出,推奨するシステムでもよいと考える. さらに,創造する曲線や曲面をさまざまな環境下を模してシミュレーションする技術の開発も重要であろう.
CREST ED3GE 令和3年度第2回戦略会議 (一般公開・非公開)
日時
2021年12月19日(日) - 20日(月)
場所
九州大学伊都キャンパス ウエスト1号館4F Dブロック D413 IMIオーディトリアム
& 遠隔(Zoom)にて開催
概要
◎12月19日(日)
09:30 - 10:30 大崎グループ  (座長:三浦先生)
10:45 - 11:45 三浦グループ  (座長:大崎先生)
<< 昼休み >>
13:00 - 14:00 横須賀グループ (座長:梶原先生)
14:15 - 15:15 梶原グループ  (座長:横須賀先生)
15:30 - 16:30 若手座談会
16:45 - 18:00 グループリーダー会議

◎12月20日(月)
10:00 - 11:00 特別講演セッション (公開・オンライン)
原田 利宣 教授 (和歌山大学)
11:15 - 12:15 前川グループ  (座長:三谷先生)
<< 昼休み >>
13:30 - 14:30 三谷グループ  (座長:前川先生)
<< 休憩 >>
15:00 - 17:00 フリーディスカッション
The 1st FukKO Lectures on Discrete Constraint Willmore Surfaces ~ Fukuoka-Kobe-Osaka Joint Lectures on Differential Geometry ~
日程
2021年10月1日 - 10月15日(第1回:10月1日,第2回:10月5日,第3回:10月8日,第4回:10月15日)
会場
遠隔(Zoomウェビナーによる開催),一部会場にて開催(詳細は後日)
URL
ホームページはこちら
主催
JST CREST ED3GE(研究代表者:梶原 健司(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 教授))
共催
マス・フォア・イノベーション卓越大学院,大阪市立大学数学研究所
サマースクール離散微分幾何チュートリアル2021
日程
2021年9月21日(火) - 23日(木)
講演者
(敬称略,各3回講演):Wayne Rossman (神戸大学),新川 恵理子 (東北大学),安本 真士 (九州大学)
会場
遠隔(Zoomウェビナー)および一部対面(九州大学伊都キャンパス)
URL
ホームページはこちら
主催
JST CREST ED3GE(研究代表者:梶原 健司(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所 教授))
共催
マス・フォア・イノベーション卓越大学院
CREST ED3GE 令和3年度第1回戦略会議 (一般公開・非公開)
日時
2021年6月24日(木) - 25日(金)
場所
早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター(GCS)
+ Zoomによるオンラインのハイブリッド型開催
概要
◎6月24日(木)(CRESTメンバー+招待者のみの非公開)
09:30 - 10:30 梶原グループ  (座長:横須賀先生)
10:45 - 11:45 横須賀グループ (座長:梶原先生)
<< 昼休み >>
13:00 - 14:00 三浦グループ  (座長:大崎先生)
14:15 - 15:15 大崎グループ  (座長:三浦先生)
<< 休憩 >>
15:45 - 16:45 ポスターセッション
17:00 - 18:30 オンライン懇親会

◎6月25日(金)(午前中:非公開,午後:公開)
09:30 - 10:30 前川グループ  (座長:三谷先生)
10:45 - 11:45 三谷グループ  (座長:前川先生)
<< 昼休み >>
特別講演セッション(公開)
13:00 - 14:00 滝沢 研二 教授 (早稲田大学)"Space-Time Isogeometric Analysis"
14:15 - 15:15 Prof. Jessica Zhang(Carnegie Mellon University) "Volumetric Spline Modeling for Isogeometric Analysis: Software Development and Engineering Applications"
15:45 - 17:00 グループリーダー会議
集中講義:可積分離散微分幾何による離散膜構造の理論
日時
2021年6月14日(月) - 18日(金)
講演者
Wolfgang Karl Schief 教授(オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学)
場所
オンライン開催(Zoom)
タイトル
Discrete Differential Geometry: Application to Classical Integrable Shell Membrane Theory
概要
この授業は,平衡状態にある膜のシェル構造に関する古典的理論がある自然な仮定の下で実は可積分であるという, この授業の講師と共同研究者のC. Rogers教授の2003年の発見に基づいています.ここで偏微分方程式が可積分とは, ソリトン理論における強力なツールが適用可能ということを意味します.対応する膜のシェル構造は,O-曲面と呼ばれる可積分なクラスの曲面の幾何を持つことが示されます. 膜O-曲面は,特に平均曲率一定曲面やガウス曲率一定曲面,より一般に線形ワインガルテン曲面,さらにカナル曲面やデュパンのサイクライドを含みます.

この古典的理論は可積分性を保ったまま離散化されることがわかります.O-曲面の可積分離散化は既に知られているので, 幾何学的にはこの結果は驚くべきものではありません.しかし,この離散化の手続きのアプリオリな物理的解釈は不明なので, 物理の文脈で意味のある離散モデルを構築するには,別の(物理的な)ルートを取る必要があります.驚くべきことに,そのルートもやはり離散O-曲面に導くのです. ただし予期しないような方法で.さらに,基本的な概念である多次元整合性の現実の問題への応用も議論します.

この授業はほとんどの部分が自己完結するように計画し,古典的および離散的な理論を両方ともゼロから説明,展開します. 古典的な微分幾何のさまざまな概念や対象の離散版を導入し,それによって離散微分幾何の関連する基本的なアイデアを概説します. しばしば,オイラー線や九点円といった初等幾何やその一般化の興味深い古典的な対象が物理の文脈で現れるところに出会います. もし時間に余裕があれば少し脇道に逸れて,液晶理論における非線形弾性シェルシステムとその一般化ウィルモア曲面との関係や, 多面体曲面の無限小および有限変形の可積分性といった関連分野にも触れてみたいと思います.
IMI共同利用研究「シェル理論・膜理論への微分幾何学からのアプローチとその建築曲面設計への応用」
日程
令和3年2月18日 ~ 3月20日
会場
Zoomによるオンライン開催
録画記録
第1回(令和3年2月18日)
講演者:軸丸 芳揮(九州大学IMI)
タイトル:シェル理論・膜理論に向けた可積分幾何1:曲面の基本理論とシェルの釣り合い方程式
公開セミナー映像はこちら

第2回(令和3年2月27日)
講演者:軸丸 芳揮(九州大学IMI)
タイトル:シェル理論・膜理論に向けた可積分幾何2:膜の釣り合い方程式とRogers-Schief理論
公開セミナー映像はこちら

第3回(令和3年3月6日)
講演者:横須賀 洋平(鹿児島大学学術研究院理工学域工学系)
タイトル:埋め込み座標による非線形有限要素法 -膜要素-
公開セミナー映像はこちら

第5回(令和3年3月20日)
講演者:早川 健太郎(京都大学大学院工学研究科建築学専攻)
タイトル:研究総括+ディスカッション:微分幾何学からのシェル理論・膜理論の建築曲面設計への応用可能性
公開セミナー映像はこちら

※動画の視聴には登録が必要です.またダウンロードはできません.動画の視聴期限は2021年6月30日までとなります.

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CREST ED3GE 令和2年度第2回戦略会議 (特別講演・一般公開)
日時
2020年12月25日(金)
会場
遠隔(Zoomによる開催)

詳しくはこちら

CREST ED3GE 令和元年度第1回戦略会議 (非公開)
日程
令和元年12月25日(水)15:00 ~ 12月27日(金)17:00
会場
京都大学桂キャンパス
〒615-8530 京都市西京区京都大学桂
※原則としてCRESTメンバーのみの非公開の会議です.